先日、愛着障害セッションの中で、
自己肯定感が低いので、何をしたら上がるでしょうか?
というご質問を受けました。
でも私は、自己肯定感を上げようとするより、
駄目な自分でも受け入れることをした方が良いと答えました。
その理由は、自己肯定とは、
自分自身をありのままに受け入れる、
自己受容の上にあるからです。
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一般的に、自己肯定感が高い人は、
自分をポジティブに受け止めている、自分に自信がある人で、
自己肯定感が低い人は、自分をネガティブに受け止めている、
自分は駄目だと思っている人と考えられていますが、
本当は、少し解釈が違います。
肯定という言葉の意味は、
物事を,正しく妥当であると認めること。
いわゆる、自己肯定とは、
ありのままの自分を、正しく妥当に認めているということ。
自分を認めることは、自分を受け入れることでもあるので、
自己肯定は自己受容の上にあると言えるのです。
自己肯定感の高い人は、出来る自分も出来ない自分も、
ありのままを受け入れている人で、
自分を否定していないから、自信を持つことが出来ます。
逆に、自己肯定感の低い人は、自分を受け入れることが出来ないから、
自分を否定して、自信を持つことが出来ません。
少し紛らわしく聞こえるかも知れませんが、
要は、自己肯定感を高めるためには、
自分をありのまま受け入れる必要があるということ。
等身大の自分を知っているから、自分に不安がありません。
そして、自分を知っているから、
どうしたら自分を高められるかもわかるのです。
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愛着障害の人は、基本的に自己肯定感が低いです。
何故なら、幼少期の頃から、
ありのままの自分を、受け入れてもらえずに育ったから。
もっとわかりやすく言えば、
ありのままの自分を出すことが出来なかったから、
ありのままの自分がわからないのです。
自分を知らなければ、
当然、自分を受け入れることは出来ません。
自分の根っこがわからないから、
自分軸を持てずに、いつも不安定になるのです。
では、愛着障害の人が自己肯定感を高めるためには、
どうしたら良いのでしょうか。
それは、ありのままの自分を知ることからはじまります。
難しいことのように聞こえるかも知れませんが、
それこそが、ツインレイの奥義。
何故なら、ありのままの自分を見るために、
写し鏡の相手が目の前に存在しているから。
そして、相手をありのままに受け入れることが、
ありのままの自分を受け入れることに繋がります。
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