ツインレイのランナーは一般的に、
HSPや回避の傾向を持っていることが多いです。
それは心理学における、愛着障害回避型や、
回避依存症の脱走者タイプ、
回避性パーソナリティ障害と呼ばれる、
愛の繋がりや関りを避けたり、
責任や役割などの自分に課せられる負担から、
逃げる傾向のある人たちのことで、
彼らはプライベートスペースが広く、
自分の領域に近づく人々を警戒します。
それは、自分のプライベートスペースを、
親などの他者に侵され続けた結果で、
自分の領域に他者が踏み込むことを、
極端に嫌っているから。
逆に言えば、自分を守らなければ生きていけないほどの、
極度に苦しい体験の記憶がそこにあるのです。
彼らにとって、プライベートスペースを守ることは、
命を守る行為に等しいこと。
そこに踏み込まれた瞬間、
シャッターを下ろしてしまいます。
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ツインレイの相談において、
相手が完全に逃げてしまう要因の中に多いのが、
相手に答えを求めて詰め寄ったり、
精神的に追い込んでしまったことがきかっけで、
音信不通となってしまうこと。
さらには、逃げる相手を追いかけてしまうことで、
相手が完全にシャッターを下ろしてしまう、
致命的な状況に至ることもあります。
これは、私自身がそうであったからよくわかります。
自分のプライベートスペースが守られる、
距離のある関係性であれば安心出来るのですが、
そこに相手が踏み込もうとした瞬間、
どんなに愛していたとしても、愛は途端に恐れに転じて、
一気に相手を突き放し、
二度と自分の領域に入らないようにブロックしてしまいます。
それは大きな出来事が無くても、気配だけで起こり得ます。
些細な言葉ひとつでも、そうなってしまうのです。
主には、干渉や束縛、支配やコントロールの気配。
自分の自由が奪われることを察知した瞬間に、
愛より優先して働く防衛本能で、
プライベートスペースの侵害が、
どれほどの恐怖であるのかを、思い知った経験が何度もあります。
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でも、それほどのことをしているつもりのない相手には、
何故そうなってしまうのか、訳がわかりません。
どうして突然豹変していまうのか。
0か百しかないのかと問われた日もあります。
実際そうで、曖昧耐性がありません。
そして、一度降ろしてしまったシャッターを、
開けることは容易でなく、
開けられるのは、本当に大切に思っていたり、
本当に愛している人だけ。
愛着障害を持つランナーが戻ってくるのは、
相手に対して愛があるからなのです。
そうでなければ、二度と戻ることはありません。
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回避傾向のある愛着障害の人が、
プライベートのスペースの侵害を最も恐れていることを、
理解する時には既に、事が起こった後かもしれませんが、
そんな時、どうしたら良いのかをお伝えしておきます。
それは、何もしないこと。
愛があれば、戻ってくるのです。
相手は自分に構って欲しくなくてシャッターを下ろしているので、
様子伺いや、気遣いの言葉さえ負担に感じてしまいます。
何かを言いたくなったり、
理由を聞きたくなる気持ちはわかりますが、
閉ざされた貝が開かれるのを待つしかありません。
そして、開かれたあとに、
相手のプライベートスペースを侵害しないように、
距離をキープしながら、信頼関係を築いていくこと。
難しい相手なので、こちらの愛も試されます。
でも、真実のパートナーシップであれば、
それを乗り越えて、愛と信頼で必ず結ばれます。
何故なら、そのような過程を超えるように、
プログラミングされていることが多いからです。
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